王子ホールディングス株式会社は、インドネシア共和国において紙おむつの製造・販売事業を開始することを決定し、本日、本事業のための合弁会社設立に向けて、PT Indofood CBP Sukses Makmur Tbk(以下、「ICBP社」)と合弁事業契約を締結しましたのでお知らせいたします。
1.インドネシアにおける紙おむつ事業への参入
インドネシアは、東南アジア最大の2億4千万人以上の人口を擁し、毎年約4.5百万人以上の新生児が誕生しており、近年の目覚ましい経済成長と相俟って、今後も引き続き、紙おむつ需要が伸びが期待される市場です。
王子グループでは、昨年10月にグループ内にパーソナルケア・イノベーションセンターを設けて、紙おむつ製品の商品開発力と事業競争力の強化を図るとともに、海外への事業展開促進のための基盤構築を進めてまいりましたが、今般、ICBP社と新たに合弁会社を設立し、インドネシアにおける紙おむつの生産および販売に参入することで合意したものであります。
本合弁事業は、当社グループにとって、東南アジアで初めての生活消費財事業での生産拠点進出となります。
2.合弁事業の概要
当社とICBP社は、インドネシアに、紙おむつ製品の製造事業会社と販売事業会社をそれぞれ、合弁で設立いたします。製造事業会社は、設立後できるだけ早期にインドネシア国内に紙おむつの製造拠点を設け、子供用紙おむつの生産を開始します。販売事業会社は、製造事業会社で生産した紙おむつ製品をインドネシア国内の各種小売チャネルを通じて販売してまいります。
両合弁事業会社の概要は、以下のとおりです。
製造事業会社 | 販売事業会社 | |
会 社 名 | 会社設立までに協議の上決定 | 会社設立までに協議の上決定 |
事業内容 | 紙おむつ製品の製造 | 紙おむつ製品の販売、マーケティング |
出資比率 | 王子ホールディングス 51%、ICBP 49% | 王子ホールディングス 49%、ICBP 51% |
資本金、設備投資額、事業拠点の所在地および正確な事業開始時期などについては、
ICBP社と詳細を検討、討議の上決定いたします。
3. 合弁パートナーの概要
会 社 名 | PT Indofood CBP Sukses Makmur Tbk (ICBP社) |
所 在 地 | インドネシア共和国 ジャカルタ |
代 表 者 | 社長 Anthoni Salim(アンソニー・サリム) |
事業内容 | 即席麺、乳製品、ベビーフード等の各種加工食品の製造および販売 |
※ICBP社は、インドネシア国内に生活消費財を中心とする販売・流通網を有する
PT Indofood Suskese Makmur Tbk の子会社です。
以上
本件に関するお問い合せ先
王子マネジメントオフィス株式会社 取締役グループ企画本部長 磯野 裕之 (TEL)03-3563-4385